ディアンジェロ(D’Angelo)の絶対に聴くべき8曲【名曲、オススメ】


“D’ANGELO”
selected by MRMYX
Spotify Playlist ▶︎ https://spoti.fi/3MD3HcY




おはようございます。ミスターミックスです。

今回は秋ということで今の季節に聴くのが最高に旬なディアンジェロ(D’Angelo)のプレイリストをつくりました。

ディアンジェロは、僕は高校の頃から聴き続けていますが、ようやくこうして自分の中にあるディアンジェロを表現することができました。
といっても定番ばかりですけどね。


ディアンジェロとは、1974年アメリカのバージニア州リッチモンド生まれのR&Bシンガーで、1995年にリリースした “Brown Sugar” そして、2000年にリリースしたセカンドアルバム “Voodoo” はR&Bジャンルを超えた大名盤として知られ(R&Bとかヒップホップ聴いたことなくてもこの2枚のアートワークは色んなところで見かけたことないですかね?)、当時の主流のR&Bとは違うもっとメロウでブラックネス溢れるいわゆる「ネオソウル」というジャンルの代表的アーティストであります。(ブラックミュージック聴いてる人ならここまでの知識は多分みんな知ってるはず。)



歌声もソウルフルかつセクシーで素晴らしい、真似できないのはもちろんのこと、なんとトラックのプロデュースや楽器の演奏まで自分でもできちゃうありえないほどの才能の持ち主です。
(最近ちょっと聴き返していて思いましたがプリンスと結構似てるなと思いました。歌声、ソウルネス、歌+楽器もできちゃうマルチな才能、ビッグアーティスト度合い。プリンスのスローバージョンみたいなイメージが浮かんできました最近。)


作品数は少ないですが、1つ1つのパンチがすごいというか、冒頭にもあげた代表作2枚の知名度、影響力、現場でおそらく何度もプレイされたであろう(そしてこれからも)という回数が半端じゃないです。


ネオソウルが好きならディアンジェロはその中でもトップ代表アーティストでありネオソウルの代表作の作者なのでおさえておくのは当然のこと、もっと広げてR&Bやソウルとして見ても代表的アーティストだし、90年代ヒップホップともセットでおさえておかなきゃいけない(というかヒップホップだけ聴こうとしてても絶対耳に入ってくる)アーティストだと思います。
ヒップホップのリミックスとかも結構あるので、ヒップホップとの親和性も高いんですよね。

そしてジャンルを超えて、音楽全般が好きなら絶対に聴いておいたほうがいい本当に素晴らしいシンガーであり、”Brown Sugar” と “Voodoo” は誰もが一家に一枚置いておかなくてはいけない音楽史上の名盤だと思います。

完全にジャンル超えてます。みんな聴いた方がいい。(すでに聴いてる人多いと思うけど…)





ということでここまでは一般的な情報ですが、今回はこのディアンジェロのプレイリストをつくりました。


以下はプレイリストの選曲解説となっております。



1曲目から8曲目は必聴ソング(トラック)です。
時間がない人はこれだけチェックしてください。

①Brown Sugar
名曲中の名曲です。絶対必聴です。

②Brown Sugar (Live At The Jazz Cafe, London/1995)
これは読んで字のごとくライブバージョンなんですが、このライブバージョンは本当に最高なので絶対に聴いてほしい。
だいたい僕はプレイリストでライブバージョンを入れるときなどは全体の一番最後とかにおまけみたいな感じで入れることが多いのですが、このライブバージョンは本当に最高で必聴なので2番目に持ってきてます。

③Feel Like Makin’ Love
これは “Voodoo” に収録されている多分一番キャッチーな曲です。
カバーなんですけどね。
ユージン・マクダニエルズという人が作曲し、1974年のロバータ・フラックやマリーナ・ショウのバージョンが有名な曲の2000年サウンドでのカバーです。
元のメロディーがそもそも素晴らしいんですが、それと掛け合わさる2000年の重いビートとディアンジェロの歌声の組み合わせがマッチし過ぎていて本当に最高です。
これも必聴中の必聴です。絶対に聴いた方がいい。


④So Far To Go
ディアンジェロは意外と客演的な曲があんまりないですが、これは数少ないコラボレーションであり、かつ名曲でヒップホップ好きな人ならみんな知ってる曲です。
Jディラのアルバムに入ってる、Jディラ × ディアンジェロ × コモンというブラックネスな組み合わせの感動的な1曲です。コモンのアルバムの方にも入ってますね。
DJとかでかけるならイベント終盤にフィナーレ的な感じでかけたいですね。



⑤Me And Those Dreamin’ Eyes Of Mine
⑥Lady
⑦Cruisin’
⑧Untitled (How Does It Feel)

この辺も全て名曲なので要チェックです。
一度聴いたら記憶に残ると思います。
現場でも無数にプレイされた名曲たちだと思います。



あと、Spotifyにはなかったので残念ながら入れられなかったのですが、ロイ・エアーズのカバーの “Everybody Loves The Sunshine” も超名曲でディアンジェロの代表曲で必聴だと思います。
これだけここにYouTubeを置いておくのでこちらで聴いてみてください。







ここから下はヒップホップコーナーみたいな感じで、まずザ・ルーツとの客演からスタートし(この曲は地味ですけどね)、有名なリミックスバージョンや僕の個人的オススメリミックス、そして、そのコーナーを抜けると、アルバムにしか収録されていない、佳作だけどできれば聴き逃してほしくない良い曲も多くなり過ぎない程度に少し入れておきました。
余裕のある人はこのあたりまでぜひ聴き流してほしいです。


そして2014年に出た暫定の最新作 “Black Messiah” は “Voodoo” の続編かのようなこれまたブラックネスなアルバムでしたが、その中から一番キャッチーな曲を1曲入れてあります。


そして最後に “Brown Sugar” のインストをしっとりと聴いて、また一曲目に戻り無限ループという、そのような展開になっております。


ということで、コンパクトに聴きたい方は最初の8曲だけは絶対に必聴でおさえてください
もっと聴きたい人は後半に進んでもらえると嬉しいです。

そして、さらにもっと聴きたい方はぜひ “Brown Sugar” と “Voodoo” のこの2枚のアルバムを通しで聴いて、ディアンジェロ本人がつくったグルーヴ、ムードに身を委ねてほしいです。
アルバムとしても超おすすめなんで。

僕のプレイリストは要点をかいつまんでるだけなので、時間のある人はぜひアルバムでどうぞ。




以上、ディアンジェロのプレイリスト解説でした。

秋のお供にどうぞ。



“D’ANGELO”
selected by MRMYX
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MRMYX