こんにちはミスターミックス(MRMYX)です。
ビースティー・ボーイズ(Beastie Boys)のプレイリストについてのメモ書き記事です。
記事は作り込んでないですが、プレイリストの内容自体はバッチリなので安心してお聴きください。
“BEASTIE BOYS”
selected by MRMYX
Spotify Playlist ▶︎ https://spoti.fi/3sCrX55
ビースティー・ボーイズ(Beastie Boys)のプレイリストを作りました。
正直ビースティー・ボーイズはあんまり好きじゃないんですが、知名度の高さ、存在の大きさから紹介しないわけにはいかないということで、頑張って全作品聴き直して選曲しました。
それにしても良い曲の割合がリリースされてる曲の量に対して本当に少なくて、聴くのが本当にツラかった…。
この記事を見た人は、本当にこれだけ聴いておけば大丈夫です、ビースティー・ボーイズについては。
ビースティー・ボーイズって、曲自体が良いというより、サンプリングソースとしての価値が半端じゃなく高いアーティストだと思うんですよね。
ヒップホップとか聴いてるといたるところに登場しますからね。
逆に、DJとかではなかなか使えないですよね…。
そしてそのサンプリングソースとして使われまくっている曲というのはリリース全体の中でごくわずかで、その “ごくわずかな曲” が使い回されまくってめちゃくちゃ存在感があるという、そんな感じなんですよね。
その “ごくわずかな本当に重要な曲” 、ほぼそれだけがこのプレイリストに入ってます。
“Licenced To Ill” (1986) なんてサンプリングネタの宝庫ですね。
正直アルバム単位で聴くならこの1枚だけ聴いておけば問題ないです。
他の作品は本当に駄曲ばっかりですよ。ビースティー・ボーイズって。
ビースティー・ボーイズって、ベスト盤もいくつも出てるんですけど全部微妙なんですよね。
あのベスト盤を全て聴くよりこのプレイリスト “だけ” 聴いた方がいいです。
このプレイリストこそ、真の「ベスト」ですね。
真のエッセンシャル・トラックス。
曲数は少ないですが、重要な曲は過不足なく全て入ってます。
微妙な曲とか、サンプリングソースとして重要じゃない曲とかは何も入ってません。
ビースティー・ボーイズは本当にこれだけで十分です。
サンプリリングソースでも抜いてるのも一部あるんですけど、それは曲の中で「一瞬しかよくない」からですね。トータルでは聴いてられないので入れてないです。
(ビートメイカーとかクリエイターの方は、僕の “SAMPLING SOURCES” というプレイリストからチェックしてもらえたらと思います。ノーマルのリスナーの方はそこまでは聴く必要ないと思います。)
逆に、最後の2曲に関してはサンプリングネタとしては使われてないと思うんですが、曲そのものとして良いと思ったので、ビースティー・ボーイズの雰囲気(特に2枚目のアルバム以降の雰囲気)をより掴んでもらうために入れました。
初めの2曲はDJミックスとかでもよく出てくる、ビースティー・ボーイズの中でもDJ的に使いやすい曲です。
ビースティー・ボーイズは作品のアートワークとか「ビジュアル面」がオシャレだったり、「白人のラップグループ」っていうキャッチコピー的な部分が目立ってたり、世間の評価はめちゃくちゃ高いと思うんですが、作品も全部いいかって言ったら全然そんなことないですね。
かなり世間の評価と実際の内容は乖離してると思います。
(色々なレビューとかを見かけますが、皆さんちょっとビースティー・ボーイズに対する評価高すぎないですかね…。僕は理解できないですね。そこまで全作品諸手を挙げて賞賛できる内容だとは思えない。)
ただし、先にも触れたように “Licensed To Ill” というアルバムだけは別格です。
これはもうサンプリングネタの宝庫です。あらゆるところに登場します。
オリジナリティーの神です。
ドラムパターンから、ドラムの鳴り、色んなフレーズ、その音色(おんしょく)、ラップ、リリック、何から何までオリジナリティーでしかないですね。
これだけは聴いておいた方がいいです。
特にヒップホップを愛聴している方は必聴です。
トラックメイカーにとってはなおさらで、いまだに使えるところだらけじゃないですかね。
そのほかは全部は聴く必要ないです。
むしろ聴かない方がいいと思います。
僕もこのプレイリストを作るために改めて全曲聴いたけど、本当にツラかったです…。
逆に、駄作が多いからこそ、ピンポイントで良い作品だけ、重要な作品だけに直行してほしいという思いから、このプレイリストは必ず僕が作らなければいけないという使命感みたいなものがありました。
良い曲だけにしぼったとはいえ、それでもやや上級者向けの内容だと思います。
多分これだけしぼっても、ビースティー・ボーイズの良さが伝わらない人は多いと思うんですよね。
それくらい普段聴き慣れてる音楽とは毛色が違います。
ビースティー・ボーイズは、ヒップホップの、特に歴史をさかのぼったときに必ず出てくる非常に有名なグループなんですが、ヒップホップ初心者は最初に手をつけるべきグループではないですね…。
まだ90年代ヒップホップをほとんど通過してないのであれば、先にそっちを聴いた方がいいです。
ビースティー・ボーイズはその後でも全然大丈夫。
まずは感覚的に良いと思える音楽から聴いていって、ヒップホップそのものを好きになった方がいいと思います。その後でビースティー・ボーイズを聴いた方が、ヒップホップ自体を嫌いにならなくて済みます。
最初にビースティー・ボーイズはかなりキツイと思う。
ヒップホップ全体を見たときにビースティー・ボーイズってかなり異色ですからね。
80年代のオールドスクールの中でも異色ですよ。
ということで、このプレイリストがビースティー・ボーイズをこれから聴く方の参考になれば幸いです。
“BEASTIE BOYS”
selected by MRMYX
Spotify Playlist ▶︎ https://spoti.fi/3sCrX55