“Best Rap Songs of 2024”
selected by MRMYX
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こんにちは、ミスターミックスです。
2024年のヒップホップのベストプレイリストを選曲しました。曲順もいい感じに整えてあります。
2024年のグローバルなヒップホップで、最低限これだけはおさえておいてほしいなというメインストリームの重要曲を中心にまとめてあります。
今年リアルタイムで聴いてきた人は振り返ったり、懐かしんだり、そしてまだまだ新しい発見もあるはずです。後追いで聴く人にもめちゃくちゃ参考になるセレクションになってると思います。
年末のBGMに超おすすめです。ぜひ。
2024年のヒップホップもこうしてまとめてみると良い曲めちゃくちゃ出てましたね。
まず、年始いきなり21サヴェージの ”redrum” ですよ。
この曲が入ってるアルバムが出た時点ですでにかなり盛り上がってましたね。
この曲もロングヒットでずーっとかかってた気がしますね。
ミュージックビデオもかっこいんですよねこれ。
カニエが出したアルバムの中から “Carnival” もかなり流行ってましたね。フレーズが「Go Go Go Go Go!」と単純なので盛り上がりやすいんですかね。
アルバム自体は全体的に暗い感じのムードでしたけどね。
カニエは今年日本に来たりしてそれも面白かったですね。実際に出会うことはありませんでしたが、僕もカニエが3日連続で来たという渋谷のジャークチキンのお店 “Good Wood Terrace” に行って、カニエのサインを生で見てきました。
引退したはずだったKOHHが「千葉雄喜」として今年いきなり復活してきて、予告もなしにいきなり “チーム友達” がリリースされて、突如フィーバーしてましたね。
そしてその勢いのままメーガン・ザ・スタリオンとコラボの話が出てきて、後日リリースされたメーガンのアルバムに入ってた “Mamushi” という曲が大ヒットしてました。海外でのヒット具合はよくわかりませんが、日本語が入っているということもあって日本では本当に大ヒットしてましたねこの曲。
そのメーガンもすごい精力的でしたね今年は。かなり活発に活動してた感じがします。
ヒット曲もミュージックビデオもバンバン出して、アルバムも1年で2枚も出して、千葉雄喜だけじゃなく、韓国のBTSのRMという人ともコラボ曲 “Neva Play” を出したり、アジアとのコラボレーションがかなり積極的でした。
アジアで思い出しましたが、インド人ラッパーのハヌマンカインドも “Big Dawgs” で大ヒットしてましたね。このラッパーはこの曲でいきなり最前線に出てきて、僕はこの曲しか知らないんですけど、みんなもそんな感じなんじゃないかなと思います。
つい最近、この曲のリミックスバージョンとしてエイサップ・ロッキーがコラボしたバージョンが出てましたが、この組み合わせは熱かったですね。
あと今年はフューチャーとメトロ・ブーミンのアルバムもインパクトありましたね〜かなり。
このアルバムの “Like That” から始まったのか、ここから、ケンドリック・ラマーは出てくるわ、ドレイクは出てくるわ、Jコールは出てくるわ、リック・ロスも出てくるわ、一大ビーフ合戦みたいになって、ヒップホップシーン全体が一番騒がしかったタイミングですね多分。
そのビーフ合戦から生まれたのが、今年の一番のヒット曲、ケンドリック・ラマーの “Not Like Us” です。
僕はまさかこの曲がこんなビッグヒットになるとは出たときに思わなかったですけどね。最初あんまり好きじゃなかったな〜この曲…。
でもSNSで流れてくる海外の動画とかを見て、この曲がものすごい大爆発してるということを知り、この曲の魅力が徐々にわかってきました。
むしろこのとき、ドレイクの出した曲 “Push Ups” がめっちゃかっこいいなと思ってました。
しかし、それを上回るケンドリック・ラマーの攻撃（口撃）。
最終的にこの戦いはドレイクの負け、ケンドリック・ラマーの圧倒的勝利という形で終わりましたけど。
そして、ケンドリック・ラマーは11月の終わり頃にさらにアルバムを出してきて、”squabble up” や 「マスターーード！！！」の叫びでおなじみの ”tv off”、 SZAとの “luther” などというビッグチューンを生み出し、完全に今年はケンドリック・ラマーの年というイメージを作り出しましたね。
ということで今年のプレイリストの表紙はケンドリック・ラマーにさせていただきました。
これはもう誰も文句ないでしょう。
間違いなくケンドリック・ラマーの年だと思います。今年は。
他にも表紙ラッパーの候補はあって、”Yeah Glo!” や今年2枚もアルバムをリリースしたグロリラとかも新人枠としてかなり活躍していたので、グロリラもいいな〜と思ったり、他にはドン・トリバーも2024年らしい新しい質感のヒップホップやってるな〜と思っていて、表紙にするのはアリだな〜という気持ちもあったんですが、やっぱりヒップホップシーンだけにとどまらないワールドインパクトという面で考えるとケンドリック・ラマーしかないのかなという結論に至りました。
あとはエミネムもアルバム出してたし、このアルバムのリードシングルとして出た ”Houdini” は2000年代前半の「エミネムが一番良かった頃のエミネムバイブス」全開なかなり良い曲でしたね。
今年の、全体的にハードコアなムードのヒップホップシーンの中ではかなりポップな仕上がりで、この曲が好きだという人は結構多いんじゃないですかね〜。
エミネムについては、アルバムに入ってた娘さんに捧げる曲 “Temporary” もミュージックビデオがかなり良い感じでしたね。見てない人は見てみてください。
2023年に “SkeeYee” で爆発的に頭角を表してきたセクシー・レッドも、今年も安定的な存在感を示しつつ、今年のヒップホップシーンにも濃厚なゲットーバイブスを注入してくれてたと思います。ドレイクがビーフの一環として出した “U My Everyhting” でのコラボやセクシー・レッドがシングルで出した “Get It Sexyy”、そして去年のリリースだけど “Rich Baby Daddy” とかも今年もよく聴かれていたと思います。
アルバムも出してましたね今年。
個人的には意外と初めての、待望のコラボとなるグロリラとセクシー・レッドの “Whatchu Kno About Me” が結構熱かったです。
今を代表するゲットーバイブスギャル2人のコラボ曲はそれだけで熱いすね。欲を言えばセクシー・レッドのバースをもうちょっと長くほしかったなと思いますけど。
あとこの曲も忘れちゃいけないですね。
セントラル・シーとリル・ベイビーのコラボ曲 “BAND4BAND” 。
この曲も今年本当によく耳にしました。SNSで、海外の「カフェ」でこのハードコアな曲が流れてるっていうのも見かけましたが、それぐらいポップヒットレベルにヒットしてた気がします。
他にもプレイリストを見ながら、1曲1曲思い出してるとまだまだ思いつくことがたくさんあるんですが、とりあえずこんなもんで。
あとは聴いてお楽しみください。
最後に、このプレイリストのコンセプトは「今年のヒップホップの重要曲をまとめる」というコンセプトです。
なので、「もっともっと聴きたい」という人がもしいたら、”2024” というプレイリストには僕が気に入った2024年の曲の全てが入っているので、その中から探してみてください。ただし、そちらにはもっとアンダーグラウンドなヒップホップとかも色々入ってはいるんですが、ジャンルがオールジャンルなので、好みの曲を自分でディグれる人向けです。
逆に、「こんなにヒップホップ深く聴きたくないわ。もっと軽い感じでいい」という人は今回紹介したヒップホッププレイリストではなく、オールジャンルで2024年の代表曲をまとめた “Top Hits of 2024” を聴いてみてください。こちらもかなりおすすめです。
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