“Get Rich Or Die Tryin'” 50セントの映画【名作】ヒップホップ

今さらながら50セント (50 Cent) の映画を見たので、感想などをメモしておきます。

結論、名作でした。

■概要

・2002年に公開されたエミネムの “8マイル (8 Mile)” 同様に、ラッパー本人が主演する自伝映画。
・50セントの俳優デビュー作。
・舞台はニューヨーク。
・50のガチギャングスタ時代の様子がわかる。
・麻薬、強盗、殺人、レイプなどが当たり前の世界。
・少年時代に、ドラッグディーラーとして生計を立てていた母を何者かに殺され、その後自分自身もドラッグディーラーとして自立。そしてそのクリミナルライフから抜け出し、ラップで成功を収めるまでを描く。
・映画のタイトルは2003年の50セントのアルバムデビュー作と同じ。
・映画の中では「マーカス」、「ヤング・シーザー」というラッパーネームで登場する。

■感想

・最強の自伝映画。
　名作です。
・観たことな人いたら絶対に観ることをおすすめする。
・人生、環境が違いすぎる。
・リアルにハードな人生を生きてきた50にしか作れない音楽の理由がわかる。
　表面ばかりの猿真似じゃ到底到達できない世界観を痛感する。
・普通に映画としてもめちゃくちゃクオリティー高い。
　ヒップホップとか音楽とか関心なくても楽しめる（はず）。
・音楽もいい。時代に合わせて80年代のソウルやオールドスクールもちょいちょいかかったり。
・決してこの犯罪が充満する世界が良い世界とは思わないけど、その中で生きてきた50セントのかっこよさを存分に味わえる。
　50セントがより好きになりました。